2008年6月29日日曜日

藤本

阪神タイガースに藤本という選手がいる。小柄ながらも打率3割の成績を残したこともある巧打の選手だ。
この藤本は実は怪我で医者に「もう野球を続けるのは無理」と言われたことがある。
藤本は甲子園の出場経験もあり、進学した大学でも強豪にもかかわらず、1年からベンチ入りし、将来を期待されていた。
しかし椎間板ヘルニアを患い、医者にもう野球を続けるのは無理だろうと言われ、大学も1年途中で中退してしまう。そして腐ってしまい毎日ぶらぶらしたり、無気力な日々を送っていた。それを見ていた父親に「お前このままやったらあかんぞ」と言われ、その時から立ち直りリハビリに専念し奇跡的に野球を出来るようになるまでに回復した。
また野球を出来るようになった藤本は、高校時代の親友2人に手伝ってもらい川原で野球の練習をしていた。
その光景を見ながら、なんとか息子に野球をできる場所を与えてほしいと思っていた藤本の父親は、当時営んでいた焼き鳥屋の常連だった現阪神監督の岡田彰布にどこか紹介してほしいと頼み込む。
岡田監督に紹介してもらった専門学校でまた野球を続け、卒業後も社会人野球部に所属し社会人野球日本選手権大会に出場していたところ、当時阪神の監督だった野村克也の目にとまり、その年のドラフトで指名がかかり阪神に入団した。
一度断たれた道をあきらめず進んでいく。こういった経験を持っているからこそ応援したくなる。

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